2012年8月8日水曜日

ロジャー・グローバーのお話

ジョン・ロード関連で今日はディープ・パープルのベーシスト、ロジャー・グローバーのお話を。
彼は殆ど話題にならないベーシストですが、僕はベースプレイヤーだったので「イン・ロック」「マシン・ヘッド」の曲を高校生の頃はよくコピーしていました。やはりジョン・ポール・ジョーンズ、クリス・スクワイヤ等のプレイと比べると地味です。難しいフレーズを弾かないので、プレイ的には特にないのですが、プロデュースを得意としていて、後年リリースされた30周年記念アルバムとかにはロジャー・グローバー・リミックスというバージョンがかなり多く発表されています。なのでアルバムの音作り的なところは、他のメンンバーも信頼してまかしていたみたいですね。リッチーがレインボウを結成し、POP的な路線で成功したのも、途中からロジャーが加入してからなので、リッチーもそのセンスには一目置いていたのかな。
使用楽器は「イン・ロック」では、フェンダー・プレジションを使用していて音色は普通です。「ファイヤー・ボール」の一曲目では、ムスタング・ベースの軽いゴリゴリの音で、ソロも弾いています。これ以降は、リッケンバーガーでのプレイが多くなります。彼はピック弾きが多いのですが、リッケンバッカーにロトサンドの弦を張り、ピックで弾くと、クリス・スクワイアの音色になるはずですが、意外ともっさりとした音です。トレブルはあまり入れてない感じです。

ファイヤー・ボール
ちなみに、僕が最初に買ったベースはフェンダー・プレジションのメープル・ネックでジョン・ポール・ジョーンズの影響です。ジョンはレコーディングでもライブでもジャズ・ベースを弾いていたと思いますが、ある写真でプレジションを持っている姿がとてもカッコ良くて決めました。フリーのアンディ・フレーザーはSGベースですが、何故かギブンン系の音には抵抗があったのを覚えています。
リッケンバッカーのベースは、ハリケーンのライブで、友達から借りて一度だけ使った事があります。僕は指で弾くのですが、指弾きには向いていません。とても弾きにくかった。
ハリケーン LIVE

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