彼は殆ど話題にならないベーシストですが、僕はベースプレイヤーだったので「イン・ロック」「マシン・ヘッド」の曲を高校生の頃はよくコピーしていました。やはりジョン・ポール・ジョーンズ、クリス・スクワイヤ等のプレイと比べると地味です。難しいフレーズを弾かないので、プレイ的には特にないのですが、プロデュースを得意としていて、後年リリースされた30周年記念アルバムとかにはロジャー・グローバー・リミックスというバージョンがかなり多く発表されています。なのでアルバムの音作り的なところは、他のメンンバーも信頼してまかしていたみたいですね。リッチーがレインボウを結成し、POP的な路線で成功したのも、途中からロジャーが加入してからなので、リッチーもそのセンスには一目置いていたのかな。
使用楽器は「イン・ロック」では、フェンダー・プレジションを使用していて音色は普通です。「ファイヤー・ボール」の一曲目では、ムスタング・ベースの軽いゴリゴリの音で、ソロも弾いています。これ以降は、リッケンバーガーでのプレイが多くなります。彼はピック弾きが多いのですが、リッケンバッカーにロトサンドの弦を張り、ピックで弾くと、クリス・スクワイアの音色になるはずですが、意外ともっさりとした音です。トレブルはあまり入れてない感じです。
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ファイヤー・ボール |
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