6、アイム・ア・ムーバー
フレーザー&ロジャース作。LIVEでもよくPLAYする曲。このスタジオ盤ではテンポが早くて、「FREE LIVE]のバージョンの方がゆったりしていて、僕はLIVE盤の方が好きです。これもGの3コードで彼らの得意とするフレーズのブルースナンバーです。4枚目の「HIGHWAY」のライド・オン・ポニーの原型ともいえる曲です。
7、ザ・ハンター
ブッカーT&ザ・MGズがアルバート・キングに書いた曲で、ブルースの古典ナンバー。FREEはこの曲をアンコールでよくPLAYしています。レッド・ツェッペリンもファーストアルバムのハウ・メニー・モア・タイムスの中間部で少しだけ演奏していますが、かなりアレンジしていて、FREEの方が原曲に近い気がします。皆なこなれていて他の曲に比べて余裕がある感じです。ロジャースのボーカルは17,8歳とは思えない安定感があります。
8、ムーン・シャイン
コゾフ&ロジャース作。LPが出た頃、この曲は飛ばして聴いていました。1曲目と同様にとてもマイナーなテンポの遅い曲で、好きになれなかった。この時代、悪魔的な風潮が流行っていて、ブラック・サバスはそのイメージが先行してしまい、それが功を奏して売れたけど、後にメンバーはそんなつもりで曲を書いていなかったと話しています。この頃のロジャースも影響を受けていたと思われる。メンバーは以外とこの曲を気に入っていたらしく、LIVEでもセットリストには必ず入っていたみたいだ。
9、スウィート・トゥース
ロジャース作。このアルバムはロジャースとコゾフ主導が明らかで、フレーザーはあまり目立たない。この曲はFREEのファーストを象徴するような曲でウォリーやワイルド・インディアン・ウーマンみたいなブルースをベースにして、少しPOPも意識した曲作りをしていたみたいだ。とにかく前にも書いたけど、荒削りなブルースロックバンドという印象がある。
10、オーバー・ザ・グリーン・ヒルズ パート2
1曲目の続き。後に出たボーナス盤ではフルで演奏しているのがあるので、編集の段階で2つに分けてトータル的なアルバムに見せかけている感じですね。
ちなみに、アルバムジャケットにミッキーが写っているのだけれど、だいぶ後になって教えてもらった記憶があります。何十回となく見ていたのにわからなかった。不思議ですね。勿論、その頃東京デズニーランドはまだありません。
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